INTRODUCTION

会社紹介

会社紹介

東京、埼玉南部、山梨東部を中心に、
1953年の創業以来、主に水回りに関係するインフラ商材の卸売り販売を手がけてきた私たち不二商会では、
現在、中途採用募集をおこなっています。

不二商会をご検討のあなたへ

もしあなたが、以下の悩みがあったり、共感できるのであれば、
この求人情報はあなたが本当に求めていたものかも知れません。

  • 今の仕事にやりがいを感じることができない
  • 今の会社や業界の将来が不安だ
  • 仕事が単なるお金を稼ぐ手段になっている
  • 社長または上司などのワンマン体質にウンザリしている
  • 年配の役職者が多いせいで、頑張っても上に行けない
  • 自分が将来どんな分野で活躍したいか、あまり見えていない
  • 最近、人に感謝されることも、することもない

はじめに

これから私たち不二商会のことについて、できるだけたくさんのことをお伝えしていきます。
少々長くなりますが、必ず最後までお読みいただいて、
私たちの想いや考え方・方向性などに納得いただけた方からのみ応募いただければ、と思っております。

それは「雇用のミスマッチをなくしたい」ということと、
「入社いただいたらできる限り長く働いていただきたい」という想いからです。

就職・転職活動って、人生において何度もするものではないと思いますし、何度もしたくはありませんよね?
入社してから「こんな会社だと思わなかった、知らなかった」といった入社後のミスマッチは、
あなたにとっても、私たち不二商会にとっても決して良いものではありません。

また、後者の理由については先代の社長(現会長)から続く、
不二商会のいちばん大切にしている想いであり理念でもあります。

人生において、会社で働いている時間は決して短くはありません。
不二商会でいきいきと働いて、自分の人生をより豊かなものにしませんか?

はじめに

代表取締役社長の網野 芳郎(アミノ ヨシロウ)より、皆さまにごあいさつです。

再生ボタンを押すと動画が始まります。
※音が出ますのでご注意ください!

世の中にはあらゆる業種がありますが、どの会社も毎年目標としていることは、
前年より規模を大きくしたり効率を良くしたりして、より多くの利益をあげることです。
そして、利益を上げるのは社員が行うことであり、会社自体ではありません。

ですので私は、会社を構成する最も重要で最も大切な要素であり、
そして何より最も価値ある資産は「社員」である、と考えて、
「自分の廻りの人達を幸せにすることが、巡り巡って自分や自分の家族のためになる」と、
いつも社員の皆さんに伝えています。

ごくごく当たり前のことかも知れませんが、
当たり前のことを当たり前に継続していくことは簡単なことではないと思います。
私が社長になってからもほぼ毎年増収、黒字経営を続けてこられたのは、
社員を大切にし、当たり前のことを継続してきたからだと思っています。

不二商会には、人として成長し、お客さまの利益と会社の利益に貢献したいと考え、
日々頑張っている社員がたくさんいます。
共感いただけたら是非、私たちと一緒に働いてみませんか?

 

 

株式会社不二商会 代表取締役社長 網野芳郎

不二商会の強み

ざっくりですが、私たち不二商会の強みを先にお伝えいたします。

  • 60年以上続く会社で業界の中でも安定した地位を築いているので、安定して長く働ける
  • 直近の8期連続で増収中
  • 衣食住の「住」、いわゆるインフラに関する商品を扱っている→基本的にはなくならない
  • 人とのコミュニケーションが重要なので、人としての成長ができる
  • 年功序列ではないので、頑張れば若くても昇進できる
  • 利益は社員に還元する、という会社の方針が実行されている
  • たくさんの良いお客様、仕入先様と共に、地域に貢献できる仕事をしている
  • 現状に満足せず、事業を拡大していこうとしている

詳しい内容は順を追って説明していきます。

仕事内容について その1

私たち不二商会は60年以上続く専門商社で、主に「住宅設備機器」「管工機材」を扱っている卸売業を営んでいます。
また、お客さまは工務店様水道工事・施工店様などとなります・・と、
これだけでは何のことだかさっぱり分かりませんよね。
会社のことよりも前に、予備知識として必要なことを順を追って分かりやすく説明していきたいと思います。

住宅設備機器とは?

まず、「住宅設備機器」とは何でしょう?
あなたの家でも構いません。普通の「住宅」に必ずあるものを思い浮かべてみてください・・。

キッチン(システムキッチン)

とか・・・(うちのはこんなキレイなキッチンじゃない!という方はごめんなさい。。)

お風呂(ユニットバス)

とか・・・(うちのは~(以下略)

トイレ(洗面化粧台と便器とウォシュレット)

とか・・・(うちのは~(以下略)

エアコン(写真は室内機のみ。室外機とセット)

とか・・・(

上から順番に、
・キッチン(システムキッチン)
・お風呂(ユニットバス)
・トイレ(洗面化粧台と便器とウォシュレット)
・エアコン(写真は室内機のみ。室外機とセット)
と一般的には呼ばれているものです。

このような、キッチン・トイレ・お風呂などで使用される設備機器のことを
「住宅設備機器」(単に「住宅設備」や「設備」とも言います)と呼びます。

上の写真にはありませんが、キッチンやお風呂などでお湯が使えるのは、
下のような「給湯器」と呼ばれる住宅設備機器が各住宅に備え付けられているからです。
一般的には家の外に付いています。

給湯器

基本的にはものすごく身近にあって、ほぼ毎日使う物ですよね?
住宅設備機器は、私たちの毎日の生活を支えている、無くてはならない物なのです。
そして、時代とともに物自体の改良が進んでいて、私たちの毎日の生活をより「豊かに」してくれるものばかりです。
また最近では、より環境に優しい「エコ」な製品もたくさん出ています。

さてここで、もう少し突っ込んだ話をしていきましょう。
例えば、自分の家のトイレで水を流すと、
トイレのタンクに溜まっているキレイな水が流れて、汚物と一緒に流れていきます。
当たり前ですね。
「何言ってんだこいつ?」というツッコミが入りそうですが(笑)、
何が言いたいかというと、単に便器とタンクを用意しただけでは「トイレ」としての機能は果たせません。

トイレのタンクにはどうやってキレイな水を溜めるのでしょうか?
流した水はどこにどうやって流れていくのでしょうか?
トイレをトイレとして使うには、キレイな水と汚れた水をきちんと流すための仕組みが必要となります。
もう少し見ていきましょう。

管工機材とは?

簡単に言うと、「住宅設備機器を使うための周辺機材」ということになります。
例えばトイレでいうと、キレイな水と汚れた水をきちんと流すために必要な機材のことを指します。

パイプ

上の画像は、一般的に「パイプ」と呼ばれているものですね。
流れるものが水だったりお湯だったりガスだったり空気だったり、
またキレイな水か汚れた水か、燃えにくいかとか柔らかいなどにより
様々な種類・材質のものが存在します。

継手

パイプ自体は基本的に曲げることができないので、
このような「継手」と呼ばれる部品を使いながらうまく水の流れる道を作ります。
一般的にいう「配管」ですね。
このようなパイプと継手のことを、配管を行うための部品・部材ということで「配管材」とか「管材」ともいいます。
配管材にはこのように(一部ですが)様々な種類があります。

配管材

これらのことを総称して、「管工機材」と呼んでいます。
私たち不二商会は、これら管工機材と住宅設備機器をメインに取り扱っている会社です。

給水と排水について

ところで、住宅設備機器の最後のところでの投げ掛けを覚えていますでしょうか?

トイレのタンクにはどうやってキレイな水を溜めるのでしょうか?
流した水はどこにどうやって流れていくのでしょうか?

今までの説明を踏まえて簡単に言うと、以下ということになります。

キレイな水がトイレのタンクまで流れるように配管を行い、
汚い水が外に流れるように配管を行う

では、キレイな水はどこから来て、汚い水はどこに流すのでしょう?
一般的な住宅における水の流れは以下と言われています。

キレイな水・・・道路の下に埋まっている「配水管」(いわゆる水道・上水)から引き込む
汚れた水・・・道路の下に埋まっている「排水管」(いわゆる下水)に流す

この時、キレイな水を流す仕組みのことを「給水」、汚れた水を流す仕組みのことを「排水」といい、
合わせて「給排水」といいます。

給水の仕組み

排水の仕組み

すでに気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、
給排水の仕組みは地中、もしくは家の床下などに埋まっています。
普段生活している中では目につかないものなんですね。

トイレの例で言えば以下となり
これはトイレに限らず、キッチンやお風呂、洗面台でも同じような作りになっています。

キレイな水:配水管→様々な管工機材→トイレのタンク
汚れた水 :便器→様々な管工機材→排水管

給排水

オレンジ色の管はお湯の給水用、青い管は水の給水用の部材です。
また、灰色の管が排水用の部材です。
これらが家の床下や壁の中に張り巡らされています。

細かい話は入社後に嫌というほど携わりますので(笑)、
給排水を行うのに様々な管工機材が使われているという点と、
管工機材は普段目につかない所に存在しているという点をおさえていただき、
私たち不二商会はこの「住宅設備機器」と「管工機材」を主に扱っている、
と理解いただければと思います。

仕事内容について その2

だいぶ前置きが長くなってしまいましたが(笑)、私たちの扱っているものは
日常生活で不可欠なものにも関わらず、世間一般での認知度が低いので、
あえて先に説明をさせていただきました。

今までお伝えしたような予備知識があるのとないのとでは、
これからお伝えする会社のことや業界のこと、私たちの考えや方向性についての理解度が
かなり違ってくると思っているからです。

でもご安心ください。
住宅設備機器はともかく、このような管工機材に興味があって過去入社した社員は・・ほぼゼロですので(笑)
ほとんどの社員が入社後に1から学んでいったのが現実です。
そのため、予備知識は不要ですし、興味をもって学び続けようとする気持ちがあれば十分だと私たちは考えています。

そろそろ本格的に会社のことについてお伝えしていきます。
もうしばらくお付き合いください。

まず、私たちは配管や取り付けなどの工事・施工を行う会社ではありません。
工事・施工を仕事としている会社に商品(材料)を売ることが私たちの仕事です。

基本的な仕事の流れは以下のようになります。

仕事の流れ

私たちは自社で商品を開発する、ということは行っておりません。
メーカーや商社から商品を仕入れて工事店に販売するということで卸売業の位置づけとなります。
製造メーカーが製造したものを直接製造メーカーから仕入れるか、
それを取り扱っている商社などから仕入れて販売しています。

ビジネスモデル

上の図のように、私たちは住宅設備機器などを使用する、
いわゆる「一般ユーザー」と直接やり取りすることはなく、取り付け等の施工を行う「会社」がお客様となります。
一般的にいう「B to B」のビジネスモデルです。

卸売業の利点

一般的に「卸売業」というと、どのような仕事内容をイメージされますか?
「あれでしょ、商品を横流しして中間マージンを取って儲けるやつ」
確かに間違ってはいないのですが(笑)、
商品を流通させる上で重要な役割を果たしていますので、私たち不二商会の立ち位置から少し詳しくお伝えします。

私たちの仕入先様であるメーカーや商社は、
「あの商品を1つください」というような一般ユーザーや工事店に対応することはしていません。
理由は様々あるのですが、分かりやすい点で言うと以下が主な理由でしょうか。

  • 特にメーカーは「販売や流通」のノウハウはあまり持っていないので、
    私たちのような中間の販売店に任せたほうが商品を流通させやすい
  • まとめて何十・何百個と商品を販売できる私たちのような販売店に売るほうが、
    こまごまとした問い合わせに対する手間も減らせて効率的だし、売上の予測も立てやすい
  • 販売した代金の回収が効率的

ちょっと難しい話ですが、業界的には1ヶ月分をまとめて請求する、いわゆる「掛売」が一般的です。
商品は最終的には一般ユーザーに渡りますが、
メーカーや商社が最終的に商品が行き着く一般ユーザーやその工事店と直接やり取りをして請求していたのでは、非常に効率が悪いです。
ですので、メーカーや商社は私たちのような卸売店と取引をして、最終的に商品が一般ユーザーに渡る前に商品をお金に替えるのです。

ですので、現在の日本の流通社会においては、メーカーや商社は卸売店がないと商品を流通させられないのです。

次に私たちのお客さまである工事・施工店の立場から見てみましょう。
住宅設備機器を取り付ける工事をするにあたって、その住宅設備機器含めて様々な「材料」が必要になる、
ということは先にお伝えした通りですが、
私たちのお客さまからすれば、それらの材料が1つの販売店で揃えることができればとても楽です。

もし私たちのような卸売店がなかったとしたら、「この商品はA会社から、これはB会社から・・」となってしまい、
材料を揃えるだけでも労力がかかりますし、何か聞きたいことがあっても別々に問い合わせなければならないし、
支払もそれぞれに行わなければなりません。
工事・施工店からすれば、卸売店と取引した方が非常に効率が良いのです。

メーカや商社にとっても、工事・施工店にとっても、
私たちのような卸売業を営む会社がなければ商売を行うのは難しいです。
業界の流通ルートが大きく変わらない限り、私たちのような卸売店はなくならない、ということが言えると思います。

それに加えて、新規参入がしにくいポジションでもあります。
長年に渡って業界内、特に私たちにとっての仕入先であるメーカーや商社との信頼関係が築けていないと
掛売させていただけないので、商売になりません。

以下がこの業界での卸売業としての利点だと考えています。

  • 会社自体が業界内で安定した立ち位置を築いている
  • メーカー・商社と新しい販売方法や販売ルートを計画、実行できる
  • 新規参入によって市場を荒らされる可能性が低い

B to Bの利点

私たちのお客さまである工事・施工店ですが、規模の大小はあっても基本的に全て会社です。
一度取引が始まると、対応次第で何年何十年とお付き合いが続きます。
実際、そのようなお客さまもたくさんいらっしゃいますし、
そのようなお客さまとのお付き合いを続けさせていただけているからこそ、
私たち不二商会も商売を続けていられると言えると思います。

たとえ1回のミスがあったとしても、担当営業だけでなく会社としてそれに誠心誠意対応することで、
逆に好感を持っていただけるケースもたくさんあります。

また私たちのお客さまは、社員数が数人、多くても数十人の会社様がほとんどです。
ですので、経営者の方との距離も非常に近いです。
その会社の社長様が今後どのような展開を考えていらっしゃるのか、
現状の問題点は何かなど、
取引が長くなればそれだけ「その時の商品の売り買い」だけに留まらない関係性を築くことができ、
私たちのメーカー・商社との関係性から色々な提案もできるようになります。

お客さまに頼られるような存在になると、また一段と仕事に対するモチベーションが上がります
お客さまに頼りにされる、喜ばれることは、仕事をしていて嬉しい瞬間の1つではないでしょうか?

私たち不二商会はこういった意識でお客さまを増やしてきましたし、
今後もお客さまとより深い関係性を築けるようにしていこうと動いています。
B to Bならではのことだと考えています。

業界について・・・絶対に無くならない業界?

私たちが扱っている住宅設備機器や管工機材は、衣食住の「住」にあたる、いわゆるライフラインに関わる商品です。
従って、人が生きている限り、形や機能は変化しても絶対に無くならない商品です。

また、住宅や建築物も、人が生きている限り絶対に必要なものです。
商品を作っているメーカーや、私たちのお客さまである工事店や、私たちのような販売店含めたこの業界自体は、
人が生きている限りは絶対に無くならない業界と言えるかと思います。

・・と、このように「絶対なくならない」と表現してしまうとメリットのように聞こえてしまうかも知れません。
なのでよろしくない点(笑)も合わせてお伝えしようと思います。

このようなインフラに関わるような私たちの業界では、扱うものが生活する上で必要なものなので、
頑張って需要を作り出さなくても何とかなってしまうという側面があります。
特に日本における高度経済成長期以降では、たくさんの建築物や住宅が建てられたことで、
必然的に管工機材や住宅設備機器の需要も上がっていったという歴史的背景もあります。

そのような環境では何が起きるか?

「受け身」でしか仕事ができない人を増やすことになったのです。
※少々語弊がある言い方です。すみません。

私たち不二商会も例外ではありませんでした。
私たちのお客さまは工事を行うにあたって「必ず材料が必要」です。
なので、新築の家がたくさん建つと、それに伴って材料もたくさん必要となるため、
こちらからお客さまに積極的な営業活動を行わなくても、
いわば「お客さまの方から勝手に」商品を買い求めてくる状況だったのです。

お客さまから「これをくれ、あれをくれ」と言われてそれにひたすら対応する、完全に受け身のビジネスモデルです。
もちろん、それでも毎年売上をアップしてきた歴史がありますので、一概に悪いことだったとは言い切れませんし、
きちんとお客さまの要求に対応してきたから今がある、と考えています。

しかし時代は刻々と変化しています。
景気の低迷により、以前のようにポンポンと新築の家が建てられることも少なくなっています。

私たちのお客さまである工事店や、私たちのような販売店の数はあまり変わらないのに、工事の件数は減っていく。
そうすると、少ないパイを大勢で取りにいく、という現象が起こります。

業界自体でも「リノベーション」(リフォーム)という新たなビジネスモデルを推し進めて需要を増やす動きもありますが、
工事の件数が少なくなっていることに変わりはありません。

お客さまとの関係

私たちのお客さまは色々な方法で工事・施工を請け負おうと日々頑張っていらっしゃいます。
そして、工事・施工を行うことになれば「材料」が必要です。

重要なので繰り返します(笑)
工事・施工を行うには「材料」が必要です。
言い替えると、絶対に材料をどこかから調達します。
私たち不二商会のような材料の販売店は、1つのエリア(区や市など)の中に何社も存在します。
「同業他社」「ライバル会社」と呼ばれるものですね。

そして、私たち不二商会「だけ」とお付き合いいただいているお客さまは圧倒的に少数で、
ほとんどのお客さまが複数の販売店とお付き合いされています。

例えばですが、ある販売店は「納品が早い」とか、またある販売店は「見積が早い」とか、「金額が安い」とか、
各社によって「強み」を持っていることが多いです。

お客さまはそれをうまく利用して、
「材料を急いで現場まで持ってきてほしいから、A社に頼もう」とか、
「とにかく安く見積を作りたいからB社に頼もう」といった具合で、
販売店を使い分けていらっしゃいます。

何が言いたいかというと、
不二商会から買わなくても、同じものが他の販売店でも買える
(仮に不二商会がなくなっても、あまり困る人はいない)
ということです。
かなり自虐的な言い方ですね(笑)

ではなぜ、60年以上もお客さまに選ばれ続け、商売を続けてこれたのでしょうか?
その理由は、私たち不二商会の経営理念の中で表現しています。

不二商会の経営理念

仕事を通じてお互いを磨き合い、
会社と社員の幸せと地域社会の繁栄を実現する

地域の生活向上を目指すにはインフラの整備が欠かせない。
なのに一つの工事店では規模が小さすぎて、材料もろくに売ってもらえない。
我々が商社と工事店の間に入ることで、工事店も材料を手に入れやすくして、この地域の活性化に貢献しよう。

先代の社長(現会長)は起業当時、
そんな想いで、戦後の復興期に今の私たちの本社がある東京都板橋区にて商売を始めました。
もともとは「地域の発展・繁栄」が大きな目的でした。

ですが、経営理念として明確化していた訳ではなかったため、
現社長の網野芳郎が社長に就いた2007年に、この経営理念を策定しました。

普段の仕事においては、お客さまのために一生懸命動くことがいちばん大事なこと。
お客さまが売上を上げることができれば、その地域の発展に貢献することにもなるし、
私たちの売上も上がることになる。

そうして私たちの利益も確保され、会社が存続していけることで、
お客さまにも私たちのサービスを提供し続けていくことができる。

会社が存続していくことができる、ということは、
働く社員とその家族も含めたみんなの生活が安定したものになっていくということである。

会社が利益を上げたらそれを働く社員とその家族にきちんと還元し、
安定したいい生活を送れるようにすることはもちろん、それを継続していくことが会社の使命であり存続意義でもある。

今まで明確には表現されていなかったけどみんなが共通して想っていた部分、
父親である現会長への尊敬の念と、今後を見据えてこういう会社にしたいという部分とを合わせて、
経営理念として明文化しました。

会社は存続し続けてこそ意味がある、と私たちは考えています。
今は60年余りしか経っていませんが、100年企業、200年企業を目指していきたいと本気で考えています。
それには「人財」がまだまだ必要です。

入社後のイメージ

私たち不二商会は販売会社ですから、会社に利益をもたらす最大の要素は営業職ということになります。

営業職として活躍するには、以下などの理由よりそれなりの知識と経験が必要となります。
ですので、まずはこの業界で営業職として活躍するために最低限必要な知識を身に付けていただけるように、
営業職以外の職種から経験していただきます。

  • 世間一般的にあまり馴染みのない商品を扱っていること
  • 扱っている商品の種類がかなり多いこと(在庫商品だけでも2千~3千アイテム程度)
  • 商品が建築・施工現場で使われること
  • 業界のことや複雑な商品の流通経路を知ってからでないとお客さまへの対応が難しいこと
  • 商品を売るだけでなく、その商品に付随する施工や材料の知識が求められること

具体的には以下の3職種を一通り経験いただいてから営業職に就いていただくことになります。

配送業務
お客さまの店舗や建築・施工現場へ商品のお届け

軽トラックや1トン~2トントラックで配送します(AT限定でOK)。
初めは先輩スタッフと2人で、慣れてきた1~2ヶ月後には基本1人で行います。
荷物の積み込み方、持ち方などは配送業務の期間に習得していただきます。
倉庫業務
各営業所の倉庫にある在庫品の整理・在庫入れ・品出し

在庫品の入出荷は毎日行われています。
入荷した商品を決められた棚や置き場所に置いたり、配送予定の商品を揃えたり、商品それぞれの在庫数を数えて 必要であれば発注したり、といった内容の仕事を行います。
内勤業務
来店されたお客さま対応や電話応対、営業担当者のアシスタント

来店されたお客さまはその場で在庫商品を購入されるか、あらかじめ注文いただいていた商品を取りに来られるので、その対応を行います。
また、営業所にかかってくる電話の応対や、その際にお客さまから注文を受けたり問い合わせいただいたりしますのでその対応、 営業担当者の代わりにメーカーや商社に価格や納期を問い合わせたり、見積の作成などを行います。

個人差はありますが、早い人でだいたい3ヶ月、通常は半年~1年半ほどで営業職、とお考えいただければと思います。

なお営業職は一般的にいう「ルート営業」の部類に入ります。
既存のお客さまに対して、前任者から引き継いで営業担当をおこなっていただくパターンがほとんどです。

新規のお客さまの開拓については、会社の売上や新たなフィールドを築いていくために取り組んではいますが、
初めからいわゆる「飛び込み営業」をするようなことは一切ありませんのでご安心ください。

そして、ゆくゆくはぜひ管理職や経営幹部へとステップアップしてください!
「不二商会の強み」でも触れましたが、年功序列ではないので、頑張り次第で早く昇格することも可能です。
現在では、30代前半・後半の2人の社員が課長職に就いていますし、40代前半で営業所長になった社員もいます。

繰り返しになりますが私たち不二商会は販売会社です。
そのため、社内のどんなポジションであっても営業職としての視点や感覚が求められるので、
営業職は必ず経験していただこうと思っています。

評価についての考え方

営業職がいちばん利益を上げるためにインパクトのある職種、とお伝えしましたが、
では営業成績がそのまま給与に直結するか、というと必ずしもそうではありません。

すでにお伝えしている通り私たち不二商会はB to Bのビジネス形態ですので、お客さまである会社様と長くお付き合いし、
お客さまに仕事のパートナーとして信用していただけるようになることが大切、と考えています。
そのため、単発・単年で大幅に売上を上げることももちろん重要ですが、
継続していくことがそれよりも重要だとの考えから、すぐに給与に「大幅に」反映することは基本的にはありません。
※賞与で評価するケースはあります。

仕事は一人で完結させることはできません
継続して売上を上げていくためにはお客さまからの信用はもちろん、他の社員のサポートも必要です。

あなたは、
「この人はいつも頑張っているし、周りにも気配りできるし、いいな」という人と、
「この人は日頃の態度も悪いし適当だし、あんまり一緒に仕事したくないな」という人、
どちらに素直に協力したいと思いますか?

正直なところ、私たち不二商会でも以前は各自が自分の仕事のことだけを考えていて、
特に周りへの気配りが足りない・できないという職場環境だった頃もありました。
一見売上は上がっていても、それでは継続してお客さまから信用され、必要とされる存在にはなかなかなれません。

お客さまが何を本当に必要としているか、に気付けないからです。

変化の激しい現在では、お客さまのニーズも絶えず変化していますし、
その変化とニーズに気付けるかどうかが非常に重要です。

そして気付く力を養うには、やはり社内での教育が必要、ということで、
ここ10年ほどで社長はじめ社内の主要メンバーの働きにより、少しずつ改善してきたというのが実情です。

こうした理由より現在では、気付く力や気配りがお客さまだけでなく社内にも示すことができて、
周りからの信頼が厚い人ほど早く昇進でき、昇進とともに給与も上がるような仕組みを取っています。

そしてもちろん営業職でなくても、周りから必要とされ、信頼されれば評価は上がりますし、
ひとりひとりの頑張りが会社の底上げに繋がります。
そうすれば会社はさらに利益を上げられるようになる、と私たちは考えています。

不二商会で働くメリット

あなたが不二商会で働くことで手に入れられるものをお伝えします。

  • 創業以来60年以上の無借金経営を続けている会社で、
    安定して長く働くことができます
  • 会社全体で人としての成長を大切にしていますので、
    仕事だけでなく人間的な成長もすることができ、周りから感謝されるようになります
  • 衣食住の「住」に関わる仕事ですので、将来に渡ってなくならない業界で働くことができます。
  • 大企業ではありませんが、直近7期連続で増収中、直近10期以上連続して黒字経営を継続中の会社で、
    安定した収入を得ることができます。
  • 利益は働く社員に必ず還元するという方針の会社で、
    決算賞与をもらったり会社負担での社員旅行や食事会を行うことができます。というより実際にやっています。
  • 社長が社内の意見を広く聞いて物事を決めていこうとしますので、
    中小企業にありがちなワンマン社長やワンマン上司のご機嫌を取る必要がなく、
    きちんと意見を言うことができますし、その意見を聞く耳があります。
  • 派手ではありませんが、生活に必要な「住」に関わる仕事を通して、多くの人達を支えることができます。
  • 長年に渡って取引いただいているお客さまから頼られ、ヤリガイを持って仕事に取り組むことができます。
  • 市場の変化に伴い、扱う商品やお客さまの要望の変化に合わせて様々な提案を行うことができます。
  • 仕事のことはもちろん、プライベートなことでも相談にのってくれる上司や先輩・同僚が
    たくさんいる職場で働くことができます。
    (いい意味でオープンな会社ですが、必要以上にプライベートに関わることも当然しません)
  • これからの会社の存続のために社内改革を進めている会社で、
    その一員として会社を作っていくことができると共に、その実感を持って毎日仕事をすることができます。

出社時間について

これも正直にお伝えします。
私たち不二商会の男性陣は、朝7時30分には出社しています。
世間一般的に見れば、朝が相当(非常識に)早い会社、ということになろうかと思います。

私たちのお客さまである職人さん達の朝は早いです。朝6時台には動き出しています。
それは、建築現場でお仕事をされているため、基本的に明るいうちでないと仕事ができないからです。

職人さん達が朝現場に行く前に弊社に寄って、現場で使う材料を調達していきます。
それに対応するために、朝7時から会社の門を開け、お客さまが来店できるようにしています。

現場によっては日曜や祭日、夜間に作業することもあります。
お客さまの会社から現場が遠方の場合は、それだけ朝早い時間から動き出すこともあります。

お客さまだけを考えるならば、24時間365日対応したほうが良さそうにも思えます。

ですが私たちは、そのような対応の仕方で他社と勝負することは考えていません。
働く社員が第一、と考えているからです。
無理な勤務形態で社員が身体を壊したり、社員の家庭に悪影響を及ぼすようなことがあってはなりませんし、
仮に働けなくなった社員が出てしまったら、お客さまにも迷惑をかけることになります。

そこで現時点での理想と現実の妥協点として、男性は朝7時30分から始業としていますが、
逆に始業時間をもっと遅くすることはできないか?という課題に取り組んでいる最中です。

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